ActiveDirectory環境下でWindowsVista UAC(ユーザーアカウント制御)機能を無効にする方法
目次
- はじめに
- システム構成で設定する方法
- グループポリシーで設定する方法
- コマンドで設定する方法
システム構成で設定する方法
1. 以下のいずれかの方法で[システム構成]ダイアログを起動する
・スタートメニューから([設定]→)[コントロールパネル]を開き、([システムとメンテナンス]→)[管理ツール]→[システム構成]を開く
・スタートメニューのプロパティで[管理ツール]を表示させる設定になっている場合、スタートボタンから[すべてのプログラム](または[プログラム])→[管理ツール]→[システム構成]を選択する
・スタートメニューの[検索の開始]ボックス(または[ファイル名を指定して実行]の[名前]ボックス)に「msconfig」と入力し、[Enter]キーを押す
2. ユーザーアカウント制御]ダイアログが表示されたら、[続行]ボタンをクリック(管理者アカウントの場合)、または管理者アカウントのパスワードを入力して[OK]ボタンをクリック(標準アカウントの場合)する
3.[システム構成]ダイアログで[ツール]タブを開く
4.ツールの一覧から[UAC の無効化]を選択し、[起動]ボタンをクリックする
5.プロンプト画面で「この操作を正しく終了しました。」と表示されたら、プロンプト画面を「閉じる」ボタンをクリックして閉じる
6.システムを再起動する
グループポリシーで設定する方法
1.グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2.[ユーザーアカウント制御]ダイアログが表示されたら、[続行]ボタンをクリック(管理者アカウントの場合)、または管理者アカウントのパスワードを入力して[OK]ボタンをクリック(標準アカウントの場合)する
3.左ペインから以下のポリシーを開く
[コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[セキュリティオプション]
4. 右ペインで[ユーザーアカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行する]ポリシーをダブルクリックする
5. [ユーザーアカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行するのプロパティ]ダイアログの[ローカルセキュリティの設定]タブで[無効]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
5. グループポリシーを更新する