solaris 10 (8/07) on vmware workstation 6

目次

  • はじめに
  • solaris 10 download
  • virtual machine settings
  • solaris 10 install

はじめに

solaris 10 (8/07) を vmware workstation 6 へインストールする手順です。

solaris 10 download


Get Solaris10 - http://www.sun.com/software/solaris/get.jsp
上記サイトにてSolaris10をDownloadします。ダウンロードにはユーザー登録が必要です。

Solaris 10 OS, x86, for downloading onto WINDOWS ONLY Platform - Solaris 10 8/07 Operating System

上記を選択しDownloadします、すると下記ファイルが保存されます。

sol-10-u4-ga-x86-dvd.exe

実行すると、下記ファイルが作成されます。

sol-10-u4-ga-x86-dvd.iso

virtual machine settings

solaris10.vmxというファイルを作成します。
vmware workstation ならwizardですぐに作れると思います。
今回は以下仮想マシン設定を利用してインストールしたいと思います。
solaris 10 virutual machine settings
上記ファイルをDownloadすると下記ファイルが作成されます。

Solaris 10.zip

圧縮ファイルを解凍するとSolaris 10とういうディレクトリ配下に以下ファイルが展開されます。

Solaris 10.vmdk	#仮想ディスクイメージ
Solaris 10.vmsd
Solaris 10.vmx	#仮想マシン設定ファイル
Solaris 10.vmxf

展開後、同ディレクトリ配下に sol-10-u4-ga-x86-dvd.iso を移動します。
次に sol-10-u4-ga-x86-dvd.iso を利用できるよう Solaris 10.vmx を編集します。

ide1:0.fileName = "Auto Detect"

上記記述を下記記述へ変更します。

ide1:0.fileName = "sol-10-u4-ga-x86-dvd.iso"

以上で仮想マシンの準備は完了です。

solaris 10 install

インストールの流れは下記動画(divx)にて参照可能です :-)
solaris 10 - install.divx

00:GNU GRUB
Solaris
Solaris Serial Console ttya
Solaris Serial Console ttyb (for lx50, v60x ...)
※Solarisを選択します。
01:インストール方法の選択
1. Solaris Interactive (default)
2. Custom JumpStart
3. Solaris Interactive Text (Desktop session)
4. Solaris Interactive Text (Console session)
5. Apply driver updates
6. Single user shell
※1. Solaris Interactive (default)を選択します。
02:Configure Keyboard Layout
[ ] UK-English
[X] US-English
※自分の環境に合わせ選択します。(日本語Keyboardなら"Japanese(106)")
03:Starting Solaris Interactive (graphical user interface) Installation.
*Enter入力(Enterを入力しないと"Solaris Interactive Text (Console session)"になる)
04:If the screen is legible, press ENTER in this window.
※Enter入力(Enterを入力しないと"Solaris Interactive Text (Console session)"になる)
05:言語の選択
Select a Language
0. English
1. French
2. German
3. Italian
4. Japanese
5. Korean
6. Simplified Chinese
7. Spanish
8. Swedish
9. Traditional Chinese
※4. Japanese を選択します。
06:ようこそ
※次へ
07:ネットワーク接続性
ネットワークに接続:する
                    しない
※"する"を選択し次へ
08:pcn0用のDHCP
pcn0用にDHCPを使用:はい
          いいえ
※"いいえ"を選択し次へ
09:pcn0用のホスト名
pcn0 用のホスト名
※ホスト名に適当な名前をいれます。(例:Solaris10)
10:pcn0用のIP アドレス
pcn0 用の IP アドレス:
※IPアドレスを入力します。
例:192.168.1.1
11:pcn0用のネットマスク
pcn0用のネットマスク:
※ネットマスクを入力します。
例:255.255.255.0
12:pcn0用のIPv6
pcn0 用に IPv6 を使用 : はい
            いいえ
※"いいえ"を選択して次へ
13:pcn0用のデフォルトルートの設定
pcn0用のデフォルトルート:検出
             指定
             なし
※指定を選択し次へ
14:pcn0用のデフォルトルート
pcn0用のデフォルトルート
※ルータのIPアドレスを入力します。
例:192.168.1.254
15:Kerberos
Kerberosを有効にする:はい
             いいえ
※"いいえ"を選択して次へ
16:ネームサービス
ネームサービス : NIS+
         NIS
         DNS
         LDAP
         なし
※DNSを選択してDNSを使用します。
17:NFSv4ドメイン
現在のNFSv4デフォルトドメイン:システムによって取得されたNFSv4…
                             :別のNFSv4ドメインを指定します
※"システムによって…"を選択して次へ
18:時間の設定
時間帯(大陸と海洋) : アジア
※アジアを選びます。

国または地域(国と地域):日本
※日本を選択します。
19:日付と時刻
※時間設定が正しければどの項目も変更しないで先に進みます。
20:ルートパスワードの設定
root パスワード
root パスワード:
root パスワード:
※入力しても表示はされません。
21:リモートサービスの有効化
リモートクライアントで・・・:はい
                           いいえ
※"はい"を選択して次へ
22:情報の確認
※各種設定内容を確認後、"確認"ボタンを押す
23:ようこそ
※次へ
24:インストーラ・オプション
インストール後に、自動的にリブートするようにしますか?:
 はい
 いいえ
インストール後に、追加のCD/DVDを自動で取り出すようにしますか?
 はい
 いいえ
※全て"いいえ"を選択し次へ (通知が表示されたら了解を押す)
25:媒体の指定
CD/DVD
ネットワークファイルシステム
HTTP(フラッシュアーカイブのみ)
FTP(フラッシュアーカイブのみ)
ローカルテープ(フラッシュアーカイブのみ)
※CD/DVDを選択
26:ライセンス
ライセンス契約書:
※"同意"する選択後次へ
27:インストール形式の選択
デフォルトインストール
カスタムインストール
※カスタムインストール選択後次へ
28:ソフトウェアのロケール選択
※アジア - 日本語(ja) / 日本語(PCK) / 日本語(UTF-8)を選択し次へ
29:システムのロケールの選択
日本語(ja)
日本語(PCK)
日本語(UTF-8) 
POSIX C(C)
※日本語(ja)を選択し次へ
30:製品の選択
Solaris 10 Extra Value Software
※選択せず、次へ
31:追加製品の指定
なし
CD/DVD
ローカルファイルシステムまたはネットワークファイルシステム
※なしを選択し次へ
32:Solarisソフトウェアグループの選択
全体ディストリビューションと OEM サポート
全体ディストリビューションサポート
開発者システムサポート
エンドユーザーシステムサポート
コアシステムサポート
Reduced Networking コアシステムサポート
※全体ディストリビューションとOEMサポートを選択し次へ
33:ディスクの選択
ディスクデバイス : c0d0(起動ディスク)
※c0d0を選択し次へ
34:fdisk パーティションをカスタマイズするディスクの選択
※c0d0にチェックが入っている事を確認し次へ
35:fdisk パーティションのカスタマイズ
パーティション     サイズ(MB)
Solaris                容量全て
Unused                    0
Unused                    0
Unused                    0
※Solarisに全てのディスクサイズが割り当てられてる事ている事を確認し次へ
36:ファイルシステムの配置
c0d0:
スライス     ファイルシステム    サイズ
S0       /           5319MB
S1       swap          518MB
S7             /export/home          4354MB
※デフォルトのまま次へ
37:インストールの準備完了
※設定項目を確認しインストール開始を押す
38:インストール中
インストール完了まで、30〜40分程度かかる
39:一停止中
一時停止中のダイアログが3回程出力されるが全て継続を押す
40:リブート
※リブートするを押す

以上 :-)