Debian etch Rails環境 on vmware workstation 6.0

目次

  • Debianのネットワーク設定
  • aptの設定
  • apt-spyのインストール
  • 各種packageのインストール及び更新
  • ntpの設定
  • sshの設定
  • sudoの設定
  • zshの設定
  • screenの設定
  • wgetの設定
  • emacsの設定
  • 日本語環境の設定
  • 開発ツールのインストール
  • Subversionのインストール
  • Rubyのインストール
  • RubyGemsのインストール
  • Railsのインストール
  • MySQLのインストール
  • apacheのインストール
  • mode_rewriteの設定

.zshrcの設定ファイルについては長くなりがちなので、別エントリに記載する。

Debianのネットワーク設定

dhcpによる動的設定からstaticへ設定を変更する。

# vi /etc/network/interfaces
iface eth0 inet static
address 192.168.1.*
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1

nameserverの設定をを変更する。

# vi /etc/resolv.conf
search ras1ad.local
nameserver 192.168.1.141
nameserver 192.168.1.142
domain ras1ad.local

hostnameを変更する。

# vi /etc/hostname
vm1debian

aptの設定

proxy経由でaptを利用するには/etc/apt/apt.conf には以下の設定を追加する。

# echo -e 'Acquire::http::Proxy "http:// (proxy server:port) ";' >|| /etc/apt/apt.conf

次にaptのsources.listを編集し、リポジトリの設定を変更する。

# cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.default
# sed "s/deb cdrom:/#deb cdrom:/g" /etc/apt/sources.list.default > /etc/apt/sources.list

apt-spyのインストール

レイテンシとバンド幅に基づいて自動で sources.list を作成するapt-spyをインストールする。

# apt-get update ; apt-get  -y install apt-spy
# apt-spy update ; apt-spy -s JP -d stable

各種packageのインストール及び更新

以下のpackageをインストールしする。
ssh sudo zsh screen wget ntpdate ntp linux-headers-$(uname -r)

# apt-get update ; apt-get -y upgrade
# apt-get -y install ssh sudo zsh screen wget ntpdate ntp linux-headers-$(uname -r)

ntpの設定

時刻同期するよう設定を変更する。
既存の設定をコメントアウトして、新しい同期先を指定する。

# ntpdate vm1adserver
# vi /etc/ntp.conf
#server 0.debian.pool.ntp.org iburst
#server 1.debian.pool.ntp.org iburst
#server 2.debian.pool.ntp.org iburst
#server 3.debian.pool.ntp.org iburst
server 192.168.1.141
server 192.168.1.142

sshの設定

rootによるログインを不可に変更する。

# cp /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.default
# awk ' { if ($0 ~ /PermitRootLogin/ ) { print "PermitRootLogin no" } else { print $0 } } ' /etc/ssh/sshd_config.default > /etc/ssh/sshd_config
# /etc/init.d/ssh restart

sudoの設定

次に /etc/sudoer を編集します。

# echo -e 'rasis\tALL=(ALL) ALL' >> /etc/sudoers

zshの設定

login shellを変更する。

# su rasis
# which zsh
/usr/bin/zsh
# chsh
Password:****
Changing the login shell for root
Enter the new value, or press ENTER for the default
        Login Shell [/bin/bash]:/usr/bin/zsh

screenの設定

ターミナル起動時にscreenを自動起動するよう変更する。

echo '[ $SHLVL = 1 ] && screen -xR' >> ~/.zshrc

wgetの設定

中断したところから取得を続行するよう変更する。

echo 'always_rest = on' >> ~/.wgetrc

emacsの設定

日本語環境の設定

言語関連の環境変数の設定

各種プログラムの挙動は言語関連の環境変数(LANGやLC_ALL等)への設定によって変わります。
ここで注意が必要なのは、一部のプログラムはPAM(Pluggable Authentication Modules)を使っているので、PAMでの環境変数設定が優先するということです。

etchの標準日本語インストーでは、日本語でのインストールを選ぶと/etc/environmentと/etc/defaults/localeというファイルともに

LANG="ja_JP.UTF-8"

という内容を定義していると思います。

通常X環境だと気にならないのですがクラシュしたりしてコンソールを使う際やsuを使うときにも日本語なので私は嫌いです。そういうときは文字化けのない一番確実な環境がいいので、私は日本語表示しない設定にコンソールではすべくこれらのファイルのLANG定義内容を:

LANG="en_US.UTF-8"

としています。(フレームバッファーコンソールやkon2をuim-fepemacsとでUTF-8環境下でうまく動かす方はこれは必要ないかもしれません。)
具体的には以下手順にて設定を変更する。

言語設定を変更する
# dpkg-reconfigure locales

以下を選択

en_US.UTF-8
ja_JP.UTF-8
ja_JP.EUC

en_US.UTF-8をdefalutのlocaleとして設定します。

Debianでの日本語入力設定

Debianでの日本語入力設定はim-switchを用いるのが簡単です。

そしてさらに複雑な各日本語入力ツールチェイン固有の設定は、各日本語入力ツールチェイン付随するGUIコンフィギュレーションツールを用いて設定していきましょう。このコンフィギュレーションツールは各日本語入力のツールバーの設定アイコンをたたくか、Gnomeツールバーのメニューで「デスクトップ」 ->「設定」で表示されるメニューから該当する設定ツールアイコンをたたいて設定を行います。

まず、im-switchパッケージとuimscimのどちらかの日本語入力ツールチェインパッケージをインストールします。

Railsの開発に必要なソフトのインストール

ruby関連のインストール

# apt-get install ruby ruby1.9 irb1.9 vim-ruby

RubyGemsのインストール
RubyGemsををinstallするのに必要なライブラリのインストール

# apt-get install libyaml-ruby libzlib-ruby rdoc1.8 libdrb-ruby liberb-ruby
# apt-get install zlibc